みなさんタイムマシーンがあったらいつの時代に戻りたいですか?
ぼくは中学生です。なぜならそこでやり直せそうだから。中学時代って大人の仲間入りと子供の境界線のような感じがします。でも戻っても勉強はやらないでしょうね。ではなにを中学時代に求めるかは、友人とのやりとりかな~。そんなことも踏まえて『ぼくの親友』を書きました。これは小五時代の『ぼくの友』の続編になります。

『ぼくの友2』
中学二年生で野球部に所属する山影篤志の葛藤物語。
小学校時代から山間に住み自転車で学校まで通う篤志。このごろ彼女もできバラ色の学校生活、とはいかず、なにかと用件の多い彼女に四苦八苦する。近日中に彼女の家で夕食会がある。
部活では抑えの投手であるが試合の成績はよくない。小学時代はソフトボール、中学は野球と友人の田島健太とともにした。だが健太は、昨年の夏から部へ来なくなり、不良仲間とつきあうようになった。守備、打者ともにつわものを失ったため、主将は戻るようにと篤志へ頼む。健太と廊下ですれ違っても声は掛からず、篤志が掛けると罵声が飛ぶ。久しぶりに学校帰り田島家を訪れると健太はいない。以前は毎度よった家で、篤志の初恋の姉がいる。不良仲間とつるむ健太は土曜にいるというが、その日は彼女との夕食会。篤志は夕食会をうそで断り、健太の説得に行くことにした。女王様気どりの彼女は、篤志のうそを突きとめ、つきあいは終わった。そんなころ、三年投手の負傷で主将から次の試合の先発を頼まれた。
田島家に行く前、学校で健太に遭遇。部へ来ない原因を問えば、主将との問題が発覚。その日に原因を究明すると、それは主将の妹への恋だった。
主将は健太の手紙をなくしたが渡したことにした。信頼をなくした健太は怒りが込み上げる。試合を前日に控えた土曜、篤志と主将は健太の家へ行った。
主将は自分のいい加減さを嘆き健太へ土下座をする……。
不良となってしまい部活を辞めてしまうのはよくあると思う。そこから戻るのはたぶんあり得ないでしょう。
だが、戻すにもっていったのです。それは小学時代からの絆があったためでしょうね。友情っていいな。
メディバン
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ブックウォーカー
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では次回へ…
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