こんにちは。

5月になりました。
ちょっと肌寒い時もあります。昨日がそうでした。これからは、梅雨でじめじめと暑くなりそうですね。

今日はまる子の放送1時間です。そんななかでのお知らせです。

2月上旬、謎の携帯番号が着信されていました。
いつものように、だれだ、だれだ、だれだ~♪
となります。しばらくしてかけると、初めて本を出版した編集者さんでした。
昔は1人での編集でしたが、今では部下のいる編集長。僕より若いです。

何年も話してなかったので、互いの近況など話します。
編集長曰く、

「今月で『僕、はまじ』20年経ちました…」

出版は2002年2月です。
続けた編集長は、

「そろそろ文庫化にしましょう!」

ぼくは携帯を強く握りしめる。と同時に、胸が騒いだ。
一呼吸すると、過去のことがよみがえります。それは、なんだかんだ揉めたことを…

それに以前の本、「はまじとさくらももこと三年四組」からすると、挿し絵はダメ、表紙絵はもらえない。僕が描いていいけど、はまじは似てない風に…
ため息が出ます。

そんなことを思うと、だんだんとしぼんで意気消沈です。

とりあえず、一報を聞いたにしておきました。
編集長も悩んだようです。

その後もやり取りをし、だんだんと前向きな方向となりました。
この絵を描いてくれ、それとあとがきをお願いされました。

「絵は下手だから」

と伝えたけど、いいですよ、となり描きました。
あとがきはすんなり書けました。
今回、追加文はありません。
追加文を知りたい、読みたい方は僕の電子書籍のキンドル本の方へお願いします。

僕の場合、出版社を通す本ですと、なんだか制約があるのよ。それで自身で編集投稿の電子書籍が合っています。
まる子なしで書いた多くの物語を、紙本出版してくれればいいのに。
それはダメなのね。

ということで表紙絵、あとがき、著者校正も終わり、印刷所へ入稿しました。
すでに彩図社さんのホームページには近刊予定本が掲載されています。


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内容]
「ちびまる子ちゃん」に登場するお調子者キャラ「はまじ」は「浜崎憲孝」という実在の人物。本書は、そんなはまじによるノンフィクションです。
まる子や戸川先生のリアルな姿から、プール脱走事件といった日常の風景まで、はまじの視点から、リアルな3年4組の姿を描きました。
また、小学校を卒業後、漫才師を目指して上京したり、通信制の高校に通ったり、義理の父親との悲しい別れがあったりと、マンガやアニメでは語られない“人間・はまじ”のエピソードも満載です。

[目次]
僕と『ちびまる子ちゃん』
二人の父
波瀾の小学三年生
ほのぼの高学年
いろいろな目覚め 中学時代
悪夢の高校時代
東京
高校へいきたい!



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著者校正用原稿です。

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ブログにも度々出す「土人と牛」、ここは放送禁止です(放送ではなく本)
公序良俗とでもいうのでしょうか。
「原住民と牛」と編集長からいわれ、著者校正用原稿は、すでに直されていました。

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文庫本「僕、はまじ」(彩図社)
5月18日(水)刊行予定
税込750円

18日以前に入ると、店員さんは並べるのではないでしょうか。
まず立ち読んでください。若い方は僕の事情を知らないと思います。読んでみてはどうでしょう。よろしければお願い致します。



(はまじ)おっさん、昔だろはまじは。今はなんだ?
(のり)今か、のりたか、だな。
(はまじ)オレも、のりたか、だからな。
(のり)そっちがはまじで、おれがのりたかだ。
(はまじ)オレものりたかだ!
(のり)おれだ!
(辰五郎)おお、の~り~た~か~
(はまじ)ほら、じいちゃんがいったじゃんか!
(のり)じゃ、おれがはまじだ!
(はまじ)ダメだ、そこはオレに決まってるだろ!
(のり)きりがないので「僕、はまじ」を宜しくお願いしますm(_ _)m


では次回に…

 

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