こんにちは。

くまさんシリーズはまだあります。ぼくは、くまさんの素朴な生活が好きです。
今回はどんな話しでしょうか。本日はのりくまがお送りしました。


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はじまり~ はじまり~


☆ボート屋のくまさん


くまさんとスージーは、朝とても早く起きます。

スージーはやかんでお湯を沸かし、テーブルに朝ごはんを用意します。

くまさんはその間、馬のデイジーに麦と水をやります。

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朝ごはんがすむと、くまさんは縄でデイジーとボートをつなぎます。

デイジーが、ぱかぱか ぱかぱか歩きだすと、ボートがあとから着いてきます。

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すぐに近所の男の人から、この先の農家に、干し草を運んでほしいと頼まれました。

2人はボートに積んでいる石炭袋の隣に、干し草を積み込みました。

そして、また出発です。
ぱかぱか ぱかぱか!

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少し行くと、小さい男の子がくまさんたちを待っていました。
男の子は、

「ママが石炭を2袋くださいって。お願いします」

といいました。
そこでくまさんは石炭を2袋、石炭置き場に投げ込みました。

石炭はどかん!
という音をたてました。
それからもう1袋。どかん!

男の子のお母さんは、スージーにお金を払いました。

1個、2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個!

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しばらく行くと、トンネルに差し掛かりました。

くまさんはデイジーから縄を外し、ひとりでトンネルの向こう側に行かせました。

くまさんとスージーは、ボートの屋根に上り、トンネルの天井を手で押して、ボートを前に進めました。

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トンネルを抜けると、先に着いていたデイジーが、2人を待っています。くまさんは、デイジーに縄をつないで、また出発します。

ぱかぱか ぱかぱか!

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お昼になりました。くまさんは、ボートをとめて、屋根でスージーが作ったお昼ごはんを食べます。

ソーセージとマッシュドポテトと、お豆とそれにアップルパイのカスタードクリーム添えです。

デイジーは川の冷たい水を飲み、土手の草を食べました。

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くまさんたちが、また出発しようとすると、通りかかった男の子に、

「この先の後門まで乗せていってくれませんか?」

と頼まれました。
くまさんは、

「もちろん。さあ、お乗り」

と、答えました。

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ぱかぱか ぱかぱか!

ボートは、じきに後門に着きました。

乗せてもらった男の子は、お礼にボートが校門を抜けるまで、デイジーの手綱を握っていてくれました。

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ボートが農家に着きました。

くまさんは、手押し車に干し草を載せ、農家のおじさんに届けました。

「どうもありがとうございます」

おじさんはそういって、くまさんにお金を払いました。

1個、2個、3個、4個!

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仕事が終わり、ボートを岸につなぐと、2人は晩ごはんを食べます。

食べ終わると、くまさんが笛を吹き、スージーが歌を唄います。

「きらきらぼし」と「ぽりー、やかんを火にかけて」という歌です。

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それからくまさんは、

「おやすみ、デイジー。ゆっくりお眠り」

といって、自分たちもベッドに入ります。

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(のり)くまさんは物を運ぶ船乗りなんだ。そしてボートに妹のスージーと住むのです。石炭を積んである場面が、石炭屋のくまさんを思い起こします。登場するくまさんたち、みんなは親戚なのか、それか転職ですか。運送のりさん、郵便のりさん、タクシーのりさんは転職です。


では次回に…




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