こんにちは。

まだあった、くまさん。今回は植木屋になっています。前回は消防士でした。その前はパン屋さん。ぼくのように転職が好きなのね。本日はのりてんがお送りしました。

ではどんなんかな～




☆植木屋のくまさん

朝になるとくまさんは、物置へ行きます。
それから、エプロンをかけて、手押し車に植木ばさみとホウキを積み込みます。




ある朝、くまさんは、手押し車を押してお隣のうちへ行きました。

ぎぃーがたん、ぎぃーがたん。

お隣の庭の手入れをするのです。




まず、垣根を刈り込みます。

ちょきんちょきんちょきん！
ちょきんちょきんちょきん。

くまさんは、垣根の高い木を、鳥の形に刈り込みました。




11時になると、お隣の奥さんが、ビスケットとレモネードを持ってきてくれました。




それからくまさんは、芝生を刈り込みました。
そして、刈った芝をかき集め、手押し車に入れました。




仕事が全部すむと、お隣の奥さんは500円払ってくれました。
それをくまさんは、エプロンのポケットにしまいました。

1個、2個、3個、4個、5個。




くまさんは、うちへかえってお昼ごはんを食べました。




2時になるとくまさんは、スコップとくまでを手押し車に積み込んで、自分の家の畑にでかけました。

ぎぃーがたん、ぎぃーがたん！

人参を少しと、じゃがいもを少し、キャベツもすこし取りました。
それから、花を少し積みました。




手押し車がいっぱいになると、くまさんは、それを門まで押して行きました。
そして、台の上に野菜と花をならべ、お客が来るのを待ちました。




くまさんの野菜はとてもおいしいので、近所の人たちは喜んでくまさんの野菜を買いました。
くまさんは、いつも「こんにちは」や「どうもありがとうございます」を忘れません。




野菜と花が売り切れてしまうと、くまさんは、手押し車を物置にしまいました。
それから手を洗いました。




晩ごはんを食べ終えたころには、くまさんはすっかりくたびれていました。
そこで、2階に上がると、寝間着に着替えて小さいベッドに入り、すぐにぐっすり眠ってしまいました。



これが、植木屋さんのくまさんのお話しです。





（のり）石炭屋のくまさんを抜かしてしまった。ネコがいつも着いてくるのがおもしろいです。

では次回に…