こんにちは。

くまさん以外に、終点若葉町にひかれ、バスの絵本にします。昔、ぼくは新宿区若葉2丁目に住んだことがあります。本日はのりわかがお送りしまた。



☆つぎ、とまります

お客さんを乗せてバスが走ります。

「つぎは、森の入口～」

ブー。
ブザーが鳴りました。

「つぎ、とまります」




タヌキの兄弟が降りました。

「ただいまー」

「おかえりー」




バスは森のなかを走ります。

「つぎはどんぐり山～」

ブー。

「つぎ、とまります」




熊の親子が降りました。

「ただいまー」

「おかえりー」




森をぬけると大きな池が見えてきました。

「つぎは、どろんこいけ～」

ブー。

「つぎ、とまります」




ワニの父さんが降りました。

「ただいまー」

「おかえりー」




海が見えてきました。
バスは海のなかへ入っていきます。

「つぎは、こんぶはらっぱ～」

ブー。

「つぎ、とまります」




タコの坊やが降りました。

「ただいまー」

「おかえりー」




海を出たら広い野原。
バスは地面のなかへ入っていきます。

「つぎは、真っ暗横丁」

ブー。

「つぎ、とまります」




もぐらのじいさんが降りました。

「ただいまー」

「おかえりー」




ながーいトンネルを、ずんずん走ります。
やっと出口が見えてきました。

「つぎは、終点若葉町～」

ブー。

「つぎ、とまります」




最後は男の子の家に着きました。

「ただいまー」

「おかえりー」

ご乗車、ありがとうございました。




おわり





（のり）海のなかや地面へ入るのは、子ども心がありました。さすがだなぁ、もう～（牛若丸）


では次回に…