ジオン注の術後はどんなでしょう。前回を読んで、よーしわたしもやるぞー、という人はいないように感じるのです。
人それぞれ個人差がありますので、そこの見解をお願いします。同僚もこちらでジオン注を行い、まったく痛みはなかったようです。なぜこんなに差があるのかと思ってしまいました。短いですが術後をどうぞ。

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二〇一八年一月二十五日で術後は二カ月となった。
いままで毎週診察があり、直腸指診とたまに肛門鏡を入れられた。
ベッドへ横になった診察の時、嫌悪感は最高潮となり、血圧は上昇していただろう。
薬も飲んでいる。今年に入ると首に湿疹が出て、薬の変更となった。その次に三日間の便秘となり、マグネシウムの薬を飲むと翌日には大量に出た。下痢気味で肛門が痛んだ。
自転車移動なので、常々肛門は刺激される。その影響なのか、肛門に違和感がいまでもある。このごろ血も出た。
なぜこんな副作用があるのか。ジオン注はアルミニウムなので、肛門が固くなっているはずだ。先生は、肛門状態はいいという。ただ合併症の前立腺炎の方が気になる様子だ。元々前立腺炎を持っている身で、二十代のころのような不快感はない。少しはあるがあのころの不快はたまらない痛さだった。尿の度にツーンと股が痛むし、たびたびの頻尿もあった。そんな状態ではないので、先日の下剤をもらったとき、二十代のころの様子を伝えた。指を入れると腸が少し膨らんでいるという。年を重ねれば前立腺炎から前立腺肥大となったのかもしれない。泌尿器科の先生に宣言されていたからだ。つまり生きている間の持病となるだろう。
近年は右目も暗く、もしや緑内障かもしれない。検診で一度疑わられたからだ。
とにかく年を重ねると病は増えていく。お金も掛かるし先が嫌になる。こんな人生はどうだろうか。
老人で生まれ、だんだん若くなる。そんな映画があったので、これはいいなと思っていた。最後は赤ちゃんで死ぬので記憶がないかもしれない。痛みもなさそうだ。そのかわり老人時代は苦しみながら生きて、回復していくという生き様だ。なんだそれ、と思うけど面白かった。
つづく
(のり)あんたもう緑内障ですからね、諦めなさい。
では次回に…
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