こんにちは。

本日から図書館が始まるということで、昨日中に期限切れの本を図書館ポストへ返したのです。なぜなら今日から始まるとなると、受付は返却者の列となります。それに密接できないので距離をとる列でしょう。また返却したねずっちなど同じ本を借りようと本日向かったところ、予約の受け取り者のみ入館可能とのこと。ぼくはダメ。これにはさすがにブーたれました。なんだブー、せっかく同じの借りようとしたのにブー。いつまで入れないのかを聞くと、いつかはわからないといいます。なんだブーブブーブー! 返さなければよかったと後悔しています。困りました。新型コロナウイルスの影響でイベントは行われない、本はない、清水七夕まつりも中止… ←そこはあまり関係ない。そうそう、巴川灯ろうまつりも中止です。本日はのりろうがお送りしました。

ということで、本日から電子書籍のあらすじのみのお知らせをしようと思います。図書館は入れないので…
まずは「運のいい新聞配達員」というタイトルの物語です。が、なんとこちらのコンテンツは消えてしまったのです。
書いた当時、MSワードを覚えたてでした。物語を書けば、ワードのキー操作などを自然と覚えるだろう、という思い込みで書き上げました。推敲段階の時です。次々と文字が下段から消えていくのです。なんなんだー、これは、状態でした。当時フロッピーディスクに保存。すべて消えた時、癖で保存を押したはず。これが悪かったー。
PCを立ち上げれば、そのファイルが出るだろうと。だが出ません。これにはショックが隠し切れませんでした。みなさんはわかったと思うけど、消えてしまったなら「戻るボタン」を押せばよかったのです。そうですよね。あの時の落ち込みはひどかったです。もう一度書き上げようかと思いませんでした。以前、ワープロ時代も「公園犬パーク」をそのように消えてしまいました。でも3日で書き上げました。その時も戻るボタンでよかったのかな。とにかくMSワードは、戻るボタンで回復するようです。
その物語の主人公は運がいいけど、作者は運が悪かったー。では概要はどんなんかなー。



運のいい新聞配達員


「運のいい新聞配達員」

三月上旬の早朝、二十一歳の片平和志はバイクで新聞配達に精を出している。毎日朝刊を待つ年配男性を過ぎれば半分終えたことになり、残りの配達に活が入る。

大手出版社の編集者を就職先としていたが、不況のため採用はなく、次の志望である作家を目指していた。そのため二部の大学を一年で辞め、家族と同居をしてバイトをしながら作家の道を志している。

 静岡に住む和志の学生時代はサッカーをやるほどのスポーツマン。現在は執筆、睡眠、仕事、執筆の繰り返しで、仕事以外は部屋へ閉じこもることが多い。新聞店店長から今月末に欠員がでるため正社員を勧められる。父が亡くなった今日、母と妹の三人暮らしである作家志望の和志の胸中は複雑となる。

 ある日、朝刊待ちの年配男性から、まじめな和志の内情に興味がでたのか、身上を聞かせてほしいと言われる。自宅近くのラーメン店で会うが、この人がただ者ではなかった。日本を代表する推理作家の梶山健太郎である。和志のことをモデルにし、次回の作品を書こうとする取材であった。驚愕した和志は有頂天となり喜んで受け、自身も作家を目指していることを話す。彼に自身の作品まで読んでもらうこととなった。梶原は好感触だった。物語は編集者にも見せることにもなる。彼の勧めで新聞店の社員になる決意もし、成り行きに任せた。

早朝の配達途中、バイクを盗まれることが起きた。そして同日自宅でも盗まれた。作品の結果を梶山宅へ聞きに行くときで、時間に追われていた。自転車で向かう途中、車に乗った梶山に遭遇する。昼食を食べながら盗難の被害を話そうとすると、彼からバイクを二度盗んだことを聞かされる。驚きを隠しきれない和志は、理由を問いただし聞いてみると納得。次回作モデルである和志のリアル性を知りたかった様子。そこまでいたずらのようなこともするのかと和志は勉強となった。

それから半年後、確率の低いコンテストはあきらめ、和志は梶山の紹介で作家デビュー。彼の本と同時に出せたため、梶山健太郎のモデルも作家になったということが世間で話題となり売れる。春先にも出版が決まり、コンテスト用だった作品の加筆に追われ、社員の道をわずか三ヶ月で終える。が、出版社からデビューできたことで原稿依頼が来るまでとなり、プロとなれた。新聞配達はバイトに戻るが、それが一番生活しやすいスタイル。友人の結婚報告を聞いたとき、二十一歳の和志も作家となれたため、そろそろ女性を意識するころだった。 



(のり)ね、運のいい新聞配達員でしょ。内容を忘れていたので、あらすじ読むと笑ってしまいました。1日にバイクを2度も大物推理作家に盗まれるとはね。梶山側からは書いていません。主人公視点で用紙換算150枚ほど書きました。もし電子書籍として発売の場合、あらすじは途中までとします。この場合ですと、バイクを盗まれた辺りで残りは消去です。これを消してしまうのも、運の悪い電子書籍ライター、でしょうか。

では次回に…

 


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