こんにちは。

けさ、ピンポーンピンポーン…
隣のおばさん、体温計が壊れたようです。どうしても検温したいというので貸しました。この時期どうかと思うけど困った表情で… 毎朝の検温を日課だそうです。するとですよ、その場で計っています。ちょっとここでなくてもいいのに… やっぱこれがいいね、といっていました。ぼくのは古い水銀体温計です。結果は36度8分で、ちょっと高めですね。壊れたのは電子体温計のようで、電池切れかしら。これ買ってくるから貸して、といわれそのまま貸しました。今どき売ってるかなと。本日の前座はのりけいでした。

さて、昨日に続く都道府県名の由来をお伝えします。またそれといい、飛ばさないでくださいよ。(飛びます飛びます)←コント55号の坂上二郎さん

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〇新潟県
昔は越後国と呼ばれ、ただし新潟という地名は室町時代から存在していました。新潟とは、新しい湖や沼、という意味です。現在流れる信濃川と阿賀野川の間に、湖が新しく出来たことから、その土地一体が新潟と名付けられたようです。
名所は八海山。

〇富山県
地名は富山平野にある呉羽丘陵を指し、越中国では県西部の高岡市が中心地です。だが呉羽丘陵は高岡市の外にあるため、外山、と呼ばれていました。のちに縁起のいい、富、から「富山」となったようです。
名所は五箇山。

〇石川県
県名は手取川に由来します。洪水が起きやすく、手を取り合って渡る川、渡るのに手間取る川、からだそうです。その後、上流から大きな石が流されてきたことから「石川」と呼ばれたようです。
名所は金沢。

〇福井県
江戸時代、この地の大名が北ノ庄城という城の名前を、縁起のいい、福居城、に改名しました。のちに「福井」となり現在に至ります。
名所は東尋坊。

〇長野県
長野盆地は地元で善光寺平と呼ばれ、平といっても平地ではなく、千曲川とその支流によって運ばれた土砂が扇状地となります。この長く緩やかな傾斜地が野原のように広がっているので、長い野原、のちに「長野」と呼ばれるようになったといいます。
名所は軽井沢。

〇山梨県
山がないという意味ではなく、山があるという意味の「山成し」だそうです。他にも果物のヤマナシが多く取れたからなど由来は様々あるようです。
名所は山中湖。

〇岐阜県
中国の神聖な山「岐山」と、孔子が生まれた地「曲阜」の文字が合わさったといわれています。定めたのは織田信長です。
名所は金華山。

〇静岡県
駿府という地名を改めることになり、この地にある賎機山(しずはたやま)の丘ににちなんで、賎ヶ丘、という案が挙げられました。賎は品がよくないとなり、静が使われて「静岡」という地名になりました。 
名所は熱海。

〇愛知県
万葉集の中に現在の名古屋市辺りを、年魚市潟(あゆちがた)、と呼んだ歌があります。あゆちとは、湧き水の豊富な土地、という意味から、あいち、となったようです。いろいろ当て字がありましたが、平安時代から「愛知」と定着したようです。
名所は名古屋。


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〇三重県
ヤマトタケルが東国の戦いの帰り、重病となって三重で力尽きたとあります。その際、足が三重に曲がった、と歩けないことを嘆いたことから「三重」となったそうです。
名所は伊勢神宮。

〇滋賀県
石の多いところを意味する、石処(シカ)、が語源といわれています。
名所は琵琶湖。

〇京都府
平安時代、平安京という首都が置かれ、天皇が東京へ移っても、京都の地名は残りました。
名所は嵐山。

〇大阪府
大阪市の上町台地は坂が多く、室町時代辺りから、坂のある土地、という意味から「大坂」と呼ばれたようです。だが「坂」という字は、土に反る、や、武士に反く、と縁起が悪いことで坂から「大阪」となったようです。
名所は道頓堀。

〇兵庫県
飛鳥時代、天智天皇により武器庫、兵庫(つかのぐら)、を設置しました。そこから「兵庫」(ひょうご)と読むようになりました。
名所は明石海峡。

〇奈良県
奈良時代辺り、奈良の山に生える草木が平らにふみならされたことから「那羅山」と呼ばれました。現在は「平城山」となり、この山に由来され「奈良」となったようです。
名所は吉野山。

〇和歌山県
戦国時代に豊臣秀吉がこの地に城を築きます。和歌浦という名所にちなみ、城を和歌山城と名付けたのが県名の由来です。
名所は高野山。


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〇鳥取県
奈良時代前後、現在の鳥取市辺りは湖や沼が多く、水鳥がたくさんいました。鳥を捕獲する人たちを鳥取部(ととりべ)と呼ばれ、やがて鳥取部が住んでいる全体を「鳥取」(とっとり)と呼ぶようになったと古事記には書かれています。
名所は弓ヶ浜。

〇島根県
昔の神様が島をいくつか引っ張って来たようで「島根」と名付けた神話があります。
名所は宍道湖。

〇岡山県
戦国大名の宇喜多秀家が小高い丘へ岡山城を築き、城下町全体も「岡山」となったようです。
名所は倉敷。

〇広島県
昔、この地に広い三角州の土地が出来たことから「広島」になったといわれています。島が三角州を表しています。
名所は厳島。

〇山口県
昔、周防と長門という国があり、現在の山口市辺りは長門へ向かう山道の入口にあったことから「山口」と呼ばれたそうです。
名所は巌流島。

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〇徳島県
徳島の、島、は吉野川河口に出来た三角州のこと。この、島、へ縁起のいい、徳、の字をつけて「徳島」となりました。
名所は鳴門。

〇香川県
カバという木が多く生えていて、カバの香りが川の水に移って、香りのいい川、となり「香川」となったそうです。
名所は小豆島。

〇愛媛県
古事記の中では、愛比売(えひめ)という地名から「愛媛」になったようです。
名所は道後。

〇高知県
江戸時代、土佐国の大名山内一豊は川と川の間にあった中洲へ河中山城を建てます。たびたびの洪水から字を変え高智山城となり、そこから由来され「高知」となったそうです。
名所は桂浜。


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〇福岡県
江戸時代、現在の博多を治める大名、黒田長政が福岡城を建てました。福岡は黒田氏の出身地、備前福岡(現在の岡山)からとりました。「福岡」となった由来です。
名所は博多。

〇佐賀県
ヤマトタケルが当時の佐賀に来た時、木が多く茂るこの地を、栄の国、と呼びました。のちに、栄の都、となり、栄、が「佐賀」となったようです。
名所は吉野ケ里。

〇長崎県
長崎氏という豪族が支配していたためといわれています。鎌倉時代は、長崎浦、と呼ばれていたようです。
名所は九十九島。

〇熊本県
元は隈本(くまもと)。加藤清正が隈本城を建て、恐れられる強そうな、熊、を使い「熊本」となったようです。
名所は阿蘇山。

〇大分県
景行天皇が訪れた時、広大なこの地をおおきたの国と名付けたようです。大分平野は狭くきざまれた土地を意味する、大段(おおきた)、から「大分」となったようです。
名所は別府。

〇宮崎県
昔は日向国(ひゅうがのくに)とわれ、宮崎は群の名です。宮は神社、崎は前を意味しこの地の江田神社を指すようです。「宮崎」の由来といわれています。
名所は高千穂。

〇鹿児島県
元々、桜島のことを、鹿児島、と呼んでいたそうです。鹿の子がたくさんいたとか、火山という意味のカグからきているとか、水夫(船をこぐ人)が住んでいたとか、様々な説があるようです。
名所は桜島。

〇沖縄県
沖は海の沖から、縄は魚を捕る場所、魚場(なば)、からきているといわれています。
名所は首里。


ということで、都道府県の由来をお伝えしましまた。


(のり)静岡県の名所は熱海だったの。そうそう、現在熱海は日中若者が多くいるようです。昨日ニュースで驚きました。どこそこの食堂は3時間待ちですって!
(冬田さん)おじさん、熱い海だから熱海というのかしら。それなら簡単だね。清い水だから清水ってね。
(はまじ)なら大野の由来はなんだよ。
(冬田さん)それは… 大きな大きな野原だったので大野君よ、なんてロマンチック♡

では次回に…



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