こんにちは。
毎年この次期、少年野球の全国大会が県内で繰り広げられるのです。みなさんもおわかりの通り中止です。オリンピックは1年後ですが、選ばれた人はそのまま代表でしょうかね。再度選考を行うと代表者はやかん君のように沸騰します。本日の前座担当はのりとうでした。
さて、本日は都道府県の由来を下の本からの掲載します。大人なのに子どもコーナーからです。ではお伝えします。

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〇北海道
明治2年に現在の北海道を開拓する責任者の松浦武四郎が「蝦夷地」(えぞち)という名前をかえようとして、政府に道名の案を6つ挙げます。その中から「北加伊道」に決まりました。やがて「加伊」が「海」となり現在に至りました。
名所は宗谷岬。

〇青森県
江戸時代の初めごろ、現在の青森市の辺りに港が造られました。その近くに青々と茂る森があり、船はその森を目印に入港していました。地元の漁師が「青森」と呼んでいたことから、その地の領主は「青森村」と命名し、のちに県名となりました。
名所は八甲田山。

〇岩手県
一番高い岩手山は噴火活動によって岩が押し出され「岩出山」と呼ばれていました。昔、悪さをした鬼が神様に捕まり「2度と悪いことをしない」と約束して岩山に手形を押したことから、その山は「岩手山」と呼ばれるようになった説もあります。その呼び名の郡名から県名になりました。
名所は平泉。

〇秋田県
日本書紀には「あぎた」という地名が出て来ます。穐田とも書きます。低湿地を意味する「アクツ」が
「あきた」に変化したという説があります。その後に穐田が秋田となりました。
名所は八郎潟。

〇宮城県
由来は米を納める倉庫の「屯倉」(みやけ)だといいます。それとは別に朝廷が東北地方を治めるための政治中心地として、この地に多賀城を築きました。そのため、天皇のお城、という意味を持つ「宮城」に変化したともいわれています。
名所は松島。

〇山形県
平安時代の百科事典「倭名類聚抄」に「山方」という地名が出て来ます。現在の山形市の南側には、蔵王や瀧山といった山々が広がっているためだと考えられます。室町時代に入ると「方」から「形」が使われるようになり定着したようです。
名所は蔵王山。

〇福島県
福島県の「島」とは福島市を見下ろす信夫山のことです。この山へ吹きつける風が強かったため「吹島」と呼ばれた説があります。戦国時代ののち、吹島を治めることになった大名の造ったお城を「福島城」となり県名にもなりました。
名所は猪苗代湖。


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〇茨城県
奈良時代の茨城には、朝廷の天皇に従わない豪族が住んでいたそうです。そこで朝廷の命令を受けた黒坂命が、茨で囲ったお城を造って豪族兵を撃退しました。その他、豪族住居を茨で囲い出られなくした説もあります。茨で造ったお城、という意味で茨城になったようです。
名所は偕楽園

〇栃木県
県名の元の町には、トチの木がたくさん生えていたそうです。そこから「栃木町」となり県名へとなりました。
名所は日光。

〇群馬県
高崎市辺り、昔は「車」という地名でした。この地の川がくねくね曲がるからともいわれていました。
その後漢字2文字で統一することになり「車」は「群馬」になりました。
名所は榛名山。

〇埼玉県
元々「さきたま」と呼ばれ「さき」には「前」、「たま」には「湿地」という意味があります。
ほかには人を幸福にする神様の魂「幸魂」(さきみたま)に由来するという説もあります。
名所は長瀞。

〇千葉県
千葉とは「千の葉が生い茂る場所」を意味し、奈良時代からそう呼ばれていたようです。
海水に侵食されやすい土地を意味する「ちば」、「つぶれる」という意味の「ちがや」
という説もあります。
名所は犬吠埼。

〇東京都
かつては「江戸」と呼ばれていました。明治時代、徳川家の将軍に代わった天皇が京都から移って政治を行うようになります。都があった西の「京」に対して東の「京」ということになりました。
名所は六本木。

〇神奈川県
現在の横浜市神奈川区の辺りに流れる川は、細くて水源がわからないことから「上無川」(かながわ)と呼ばれていました。ほかにも金川、狩野川という説もあります。江戸時代の初めに東海道の宿場、神奈川宿が置かれ、この字が定着したようです。
名所は相模湖。


本日はここまでです。次は中部地区から関西です。
わたしのとこまだなんだけどー、とはいわないで。
ということで本日は都道府県名の由来パート1をお送りしました。


(永山君)なるほど、でも自分で調べるのが好きなので、参考書を図書室で読ませてもらうよ。
(丸尾君)わたしもそうします。
(ノートン)永山君はマイペースに対して、丸尾君は勝ってにライバルと思っているのである。

では次回に…



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